カンバセSサイズ

絵日記やBで暇つぶしに書いた会話をこまこまと



30.限定ホモ


「おい、アレどうだ?」
「アレは痩せすぎだろう」
「そうか?俺はあれくらいスレンダーな方が好みだなあ」
「じゃああっちは?」
「もーちょっと胸があった方がなんかこー…」
「だよな」
「ちょっとそこのホモ共!女の子見てないでちゃんと視察しなさい!」
「えー」
「えー」



お互い限定のホモですから!





29.犬ですから


「あんた…多趣味だよな」
「あ?おう」
「でもって、飽きっぽいな」
「まあ、そうだな」
「………」
「何だよ。睨むな」
「別に」
「あ、あ〜なるほど」
「何だよ」
「何に目ェ移したって俺は結局お前んトコに戻っちまうんだから気にすんなよ!」
「いや、別に」
「アレか、抗い難いコレはアレだ、帰巣本能」
「…動物め」



言い訳、とも言う(笑)





28.人肌が好き


「あんた、結構ベタベタするタイプだったんだな」
「ん?嫌か?」
「そうじゃなくて、何かそんなタイプに見えなかったから意外だと思って」
「そりゃお前が知らなかっただけだな」
「そうだな。…なあ、サイファー」
「お?」
「俺も、結構ベタベタするの好きなんだ」
「そりゃ意外だ。そんなタイプには見えなかったがな」
「それは、あんたが知らなかっただけだな」
「そうだな」



いつか漫画になるかも





27.恋愛って


「おいスコール、チョコは?」
「え?」
「だから、バレンタインチョコだよ」
「ない」
「あ?」
「そんなモン、ない」
「あぁ?何でだよ」
「………クリスマス、ましてや誕生日にも何もくれなかった奴にチョコをやるほど俺は心が広くないんでな…」
「……あう」



ギブアンドテイク!
ギブアンドテイクよ!!





26.KH2


「スコール…おいスコール!」
「誰だあんた。俺はスコールじゃない。レオンだ」



こんな夢を見たので…(8サイファーとKHレオンさん)





25.『だから』の二人2


「お前、酒に弱いのに何で酒好きなんだ?」
「味が」
「………」



じゃあジュースでも飲んでろ!(サイファー心の声)





24.『だから』の二人


「なあサイファー、昨日俺何かしなかったか?」
「えっ(どこまで話していいやら…)いや、何か愚痴ってすぐ寝た」
「そうか。何か迷惑かけてたら悪かったな」
「あー…ああ…」
「?」
「…お前って、酒、好きなのか?」
「?ああ、好きだな。すぐ寝るけど」
「じゃあ、今度から飲みたくなったら俺がつきあってやるから、他のヤツとはできるだけ飲むな」
「え、何でだ?」
「何でって、何ででも」
「…?まあ、あんたがいいなら」
「マジか!?じゃあ交渉成立で!飲みたくなったら言えよ!絶対だぞ!」
「わかったって…」



スコール的には棚ボタ





23.夫婦的会話


「ちょっとそこどいてくれ」
「あー」(ダラダラ)
「掃除するからどいてくれ」
「んー」(ゴロゴロ)
「………掃除のジャマだ!どっか行け!!本ぐらい別の場所でも読めるだろ!」
「うっせー!今日は非番なんだからどこで本読もうがちんちん振り回そうが俺の勝手だろ!!!」



実話………





22.馴れ初め2


「じゃあお前は俺のどこが好きになったんだ?」
「あんたを好きになった覚えなどない」
「マジか!?」



照れ隠し照れ隠し





21.馴れ初め


「前が疑問だったんだが…あんた、俺のどこが好きになったんだ?」
「ん?あー…いや、好きになったっつーより」
「?」
「ふとお前とヤッたらどーなんだろうとか想像したらどうにもムラムラ」
「もういいもういい真面目な返答を期待した俺がバカだった」



サイファーは本気だ!(タチ悪い)





20.七夕の願い事


「おい、短冊何書いた?」
「そっちが先に教えろよ」
「あ?俺のは決まってんだろうが。『今年もスコールとラブラブできますように』お前は?」
「世界が平和になりますように」
「ぶはっ!お前もっと現実的なこと願えよ!っつーか俺とのこと願えや!」
「馬鹿野郎!七夕ってのは叶いそうもないこと書いてなんぼだろ!!」



まあ、つまりサイファーとのことは叶いそうなことな訳です





19.スコール観察記


今日は久々の休みだった。
昼過ぎに起きて、遅い昼飯を食って、まだ寝起きのスコールとダラダラゴロゴロしていたら、急用の電話が入った。

面倒臭くても行かないわけにはいかんから、まだダラダラしてるスコールをそのままにして家を出た。
連れて行きたかったが、先方はスコールの事があまり好きではないから仕方なく置いて行った。

帰って来たら深夜だった。
スコールはふてくされて昼間のダラダラの状態のまま寝ていた。
かわいい。



小動物系スコール





18.CANVASES.


「常々疑問に思っていたんだが」
「何だ?」
「あんたって、女好きなのに浮気しないよな」
「おいおい…何を言い出すかと思えば」
「…何となく、思っただけだ」
「……あのな、スコール俺は浮気はしねえ主義なんだよ」
「じゃあ浮気じゃなくて本気だったらどうするんだ?」
「…スコール、何を考えてんだか知らねぇが俺がお前を捨てる時はちゃんとお前を殺して行くから安心しろ」
「……なんか、それも嫌だな」



コピ本の最後にのっけた会話文





17.お題を拝借


「なあ、スコール。もし俺が死んだら…」
「死んだら、何だ?」
「…おう」
「今現在、俺もあんたも生きてるのにそんな話、今する事か?」
「いや、だから、例え話だっつの」
「例えもクソもあるか。それとも何だ?死にたいのか?今すぐに。だったら手伝ってやる。そこから飛び降りるんだったら窓くらい開けてやる。何だったら背中押すとこまでやってやろうか?」
「…スコール」
「何だ」
「俺が悪かった…」
「解ればよろしい」



かわいいスコール(かわいいの?)





16.告白


「好きだ」

「…何だって?」


不意に耳に届いたくぐもった呟きを聞き返してみたが、
返ってきたのは沈黙だけだった。

枕元まで引き返すと、先程の言葉を発した恋人は、
すでに夢の中にいた。


いつか、言われるだろうとは思っていた。
もしかしたら一生言われることはないかもしれないと思っていた。
言われれば嬉しいが、言われなくとも一向に構わないとも。

それがついに、今日来た。


言葉自体には何の意味もない。
如何にも陳腐で、軽いセリフであるのに。


泣きたくなる程嬉しい、と思えるのは、何故だろうか。



私小説じゃないんですよ…?(誤解され…)





15.お好み


「はー…」
「…何だ、人の顔見てため息つくな」
「あんたってどうして、もっと目がぱっちりしてないんだろう…エラだって張ってるし、彫り深いし」
「おい…何の話だ」
「俺の好みの顔の話」
「ああそうかい。悪かったな好みに合致しない顔で。文句があるならとっとと他に乗り換えればいいだろ」
「何で好みじゃないのにあんたが好きなんだろう…謎だ」
「それって謎なのか…?」



愛情フォロー





14.恋とは


ふと、思い立って傍らに立つ男の肩に、頭を凭れさせてみた。
軽く傾げる形になったその頭の角度が、妙にしっくりと来る。

そのまま少し位置をずらし、今度は頬で触れる。
頭よりもしっかりと、男の着ているコートとその中身の体温を感じると、
妙に気分が浮ついた。

ひどく気分がいい。
だからこそ、落ち着かない。
浮ついているから、この男が好きなのかと言われれば、そうでもないような気がする。
ただ、浮つくだけで、後は奇妙な気持ちになるだけだ。

何でもなかったかのように身を離して軽く見上げると、
男は怪訝そうな顔でこちらを見返した。

物言いたげなその視線を振り切って、
その場を立ち去る。

触れた頬には、まだほのかにぬくもりの記憶と、
何とも言い難い気分が残っていた。

振り返らぬようただ前を見て歩きながら、自分に問う。


愛とは、恋とは、一体何だ。



なんだろうねえ…





13.ホワイトデー


「…あんた、今年は何個もらった?」
「はっはっは、けっこうもらったぜ〜」(ざらざら)
「それしきで結構だと?甘いな、俺なんてこうだー!」(どざー)
「ま、負けた…!っつーかこれシャレにならん量だろ!しかも全部ホワイト!!」
「今年は頑張ったからなあーあんたがホワイトチョコ嫌いだって聞いたから色んな女子に『ホワイトチョコがダイスキだ!』とアピールしたのなんの」
「……なあスコール…今年はコレ、ナシにしねえ?」
「何言ってるんだ。俺からの愛、受け取ってくれるよな?」
「いただきます、いただきますよ…」(鬼!悪魔!)



まんがにあるバレンタインネタがわからないとわからない…(爆)





12.武勇伝


「…そう言えばお前って、そんなツラしてるのにあんま男に言い寄られないよな」
「ああ…それは俺が今まで無理矢理手籠めにしようとしてきた男の××をことごとく蹴りつぶして使い物にならなくしたのが武勇伝となって……ん?どうしたサイファー」
「……お」
「お?」
「…お前が俺を好きで本当によかった…」
「感謝しろよ」



スコールさん…さすが…





11.初恋


「あんた、初恋の相手って誰?」
「……ママ先生。お前は?」
「…リノア」
「…初恋は実らねえって言うしな…」
「そうだな…」



ふられ野郎共(笑)





10.父親の背中はでっかいものです


「…あんたの背中を見てるとムラムラと抱きつきたくなる気持ちを俺なりに分析してみたんだが」
「あ?(まだ悩んでたのか!?)」
「あんたの背中…でかくて父親っぽいから?」
「わー、とっても嬉しいがそういうことはラグナに言ってやれ?つーかいっこしか違わないのに父親かよ」(泣)



続いてたらしいです。がんばれ保護者。





09.クリスマス会話


「……なあ」
「ん?」
「美味いか?そのケーキ」
「ん」
「でもよぉ、ワンホールなんてよく食えるな…」
「あんたが食べないからだろ」
「甘いモンは無理。見てるだけで気持ち悪ぃ…」
「………」(もくもく)
「………」
「………」(もくもく)
「……太るぞ?」
「どうせこの後運動するんだろ?」
「………」
「………」(もくもく)
「………」
「ニヤニヤするな!」



たまにはサイスコらしく…





08.そうだったのかー!


「……スコール」
「ん?」
「そろそろ俺たちさ…結婚とかしねえ?」
「え?もうしてるだろ?」
「………わーお」



スコールさんたらそんなあっさり…





07.絶対にイヤ


「おい!スコール雪積もってるぞ!」
「そいつはよかったな」(こたつにスッポリ)
「反応冷めてんなあ…滅多にねえことなんだからもうちょっと喜べよ」
「寒いのは嫌いだ」
「爺ィみてえなこと言ってねえで外行ってみようぜ」
「いやだ」
「遊ぼうぜー!」(ぐいぐい)
「…わかった。あんたが全裸にコート一枚で新雪の上を『我が名はバハムートー!!』と叫びながら走り回ったら遊んでやる」
「………」(無言でこたつに戻る)



ちょっと実話…(えっ)遊びたがるサイハーさん。犬属性。





06.じじぃの会話


「おい、スコール『アレ』どこやったっけ?」
「『アレ』は『あそこ』に入れただろ」
「『あそこ』の…どこだっけか?」
「だから…『あそこ』の『あれ』の上だ」
「ああ!『あれ』の上か!」

〜30分後〜

「…おい!クローゼットじゃなくてガレージにあったぞ!」
「…ああ!ガレージだったな。それをクローゼットにしまったのは5年前だった。去年ガレージに移したんだ」



このままの会話をする人がいますよ。(父母…)





05.味も見た目も行けますが


「サイファー夕飯出来たぞ」
「うお!今日はオリジナルメニューか!うまそうだな!」
「ああ、こっちが『しいたけから溢れ出る肉』で、こっちが『肉の卵まみれ』だ」
「…わーい…うまそーだな…」
(このネーミングセンスは何とかならんか…)



まんがのネタにしようとしましたがやめました。
この名前、実際に使いました…(使うな)





04.冬だから


「なあサイファー」
「あ?」
「最近…何だかあんたの背中を見てると無性に抱きつきたくなるのは何でだろうな」
「…俺が知るかよ。自分で考えな」
「うーん…」

「寒くなって来たから?」
「…そういうことにしとけや…」



好きだから、とは絶対に言いません(笑)





03.かなり多数かと


「おい」
「……」
「おーい」
「…あ?」
「あ?じゃねーよ。何考え込んでんだぼ〜っとして」
「…あんたが」
「俺が?」
「朝起きてから今まで俺にキスしたいって何回思ったかな…とか」
「………」
「………」
「…そんなんイチイチ数えてねぇよ」
「そりゃそうだ」



最後の一言追加。





02.雪と珈琲その後


「変な夢を見たんだ」
「あ?」
「夢の中で、あんたが死んでて」
「おい、縁起でもねえな」
「でもそれがすごいかっこよかったから、ずっとそのままでいればいいのに、と思った」
「…お前が言うと冗談に聞こえねえよ」
「でも、目が覚めたら生きて動き回ってるあんたの方がかっこいいと思ったから、あんたは生きて動いてる方がいいな」
「…………そいつぁよかった……」



流れてしまったのでもっかい思い出して書きました。
イベント参加作品はこの会話から生まれました。





01.そのもの


「なあスコール」
「ん?」
「俺って一体何だ?」
「…あんただろ」
「そうじゃなくてよ…だから、お前にとって俺ってどういう存在なのかって聞いてンだよ」
「だから、あんただろ」
「………?」
「…………」



それ以上でもそれ以下でもありません。


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